9/08/2006

ゲーテ

涙とともにパンを食べたものでなければ人生の味はわからない。

苦しみや悲しみを味わってこそ、人の痛みや思いが理解でき、喜びや楽しさもより一層その重さを感じられるのです。
徒然草の117段に、友達にしてはいけない者を7つ列記していますが、その一つに「病気をしない健康過ぎるひと」を挙げています。そういう人は身体の弱い人の気持ちがわからないだろうという意味で、ゲーテの言葉と一脈通じますね。