6/18/2007

内田百閒

大体お酒のみには二種類ありますね。酔いたい人と飲みたい人とです。

私の場合は前者ですね。体つきや、利き酒会での3度のチャンピオンになったと言うと酒好きと見られますが、酒そのものの味を本当に「美味しい」とは感じられない。酔いたいから飲むタイプです。安い酒ばかり飲んでいるわけでもないのですが・・・。

6/15/2007

古今亭志ん生

酒がいちばんいいね。酒というのは人の顔を見ない。貧乏人も金持ちも同じように酔わせてくれるんだ。

乗り物酔い以外、酒に限らず「酔う」というのは実に気持ちいい?妙技に酔う、勝利に酔う。

5/31/2007

ローガウ

酒がつくりだした友情は、酒のように一晩しかきかない。

私の経験で言えば、初めて酒席で会った人と意気投合して何十年にも渡って親しく付き合っている友人も数人いますから、人様々ですね

4/30/2007

エミール・ポラック

離婚の動機ですって?ありますとも、弁護士さん。
それは、私が結婚しているということです。

何とも面白い表現ですね。結婚生活の難しさを端的に上手く表現していると感心しています。

4/09/2007

武者小路実篤『幸福者』

結婚するのも幸せだし、結婚しないのも幸せだ。
どっちにしても人間としての喜びがある。

先の某大臣には分からない幸福論かも。


4/03/2007

ドイツの諺

酔って狂乱、醒(さ)めて後悔。

ドイツと言わず、世界共通の諺ですね。
トイレに行こうと場所を間違えバーの2階の非常階段から転げ落ち、翌日動けず独り下宿で唸っていたたこともありました。

3/29/2007

ポール・ニューマン

夫婦が長続きする秘訣だって?
それは、一緒にいる時間をなるべく少なくすることさ。

団塊世代の皆さん、この言葉をどうとらえますか?

3/25/2007

ヴォーナルグ

本当に自信のある人間は泰然として、人が彼をどのように評価するか、などということはあまり気を取られないものである。

自信過剰な唯我独尊とか独断専行というのは頂けませんが、真に自信のある人は明鏡止水の心境で事に臨めるのでしょうね。坂本竜馬の「世の中の人は何とも言わば言え。我が成すことは吾のみぞ知る」も同じ意味ですね。

3/20/2007

ホイットマン

世界中の誰もが自分を賞賛しても、私は静かに満足して座っている。世界中の誰もが私を見捨てても、私は静かに座っている。

こういうのを泰然自若とか明鏡止水の心境とかいうのでしょうが、難しいですね。自己の確立なんて言葉が流行していますが、こういう心境に至って初めて自己の確立などの言葉が当て嵌まるのでしょうね。

3/17/2007

高山樗牛

自分が立っている所を深く掘れ。そこからきっと泉が湧き出る。

あまりあちこち目移りさせず、自分のよって立つところに全力を尽くせの意味でしょうか。
「石の上にも三年」の言葉もありますが、昨今の若者の離職状況などを見るともう少し、一箇所で頑張れないのかなとの気持ちもありますが、これって年寄りの考え?
ランチェスターの法則から導かれる、一点集中型の攻め方も、当てはまりますね。